経費削減のテクニック

会社の経費削減は削減すべき経費の見極めが重要!

2018.05.25

会社の経費削減は削減すべき経費の見極めが重要

会社は利益がなければ、会社として維持継続はできません。その重要な利益を生みだす方法は、一つ目は一定の売上を上げること、そしてもう一つ重要なのが経費を下げること。

つまり、「経費の削減」

売上と経費削減、どちらも会社の運営には欠かせないものであり、どちらが欠けても利益は残せないのです。
ただし、何でもかんでも削減すれば良いというわけではなく、削減すべき経費の見極めが重要になります。

そこで今回は、そもそも経費削減とは何を指し、どんな経費を削減すれば良いのかを簡単にご説明いたします。

目次

1、会社の削減すべき経費を見極める

会社の削減すべき経費を見極める
会社経営において、売上を伸ばすことに注力してしまいがちですが、経費の削減にも着目して同時に取り組む必要があります。

考え方として、経費削減が目的ではなく、最終的な目的は会社の利益を上げること。つまり、経費削減は利益確保のため、さらには会社経営自体をよくするために必要なものだということを理解しておかなければなりません。

また、会社の経費は、

  • 変動費
  • 固定費

と、大きく2つに分類されます。

変動費とは、売り上げ(生産量or販売量)で比例し増減する経費のこと。「可変費」とも呼ばれています。具体的には、材料や仕入れにかかる原価などが挙げられます。

一方の固定費とは、生産量や販売量の増減に関係なく、毎月もしくは毎年一定にかかる経費のこと。こちらも「不変費」とも呼びます。具体的には、人件費や賃貸料、光熱費などなど、その他の諸経費もすべて固定費に含まれます。

変動費・固定費どちらの経費を削減していけば良いのか?

まず変動費の削減によって生産量や販売量が増加すれば、もちろん会社の利益(粗利)は増えていきます。これは、取引先との価格交渉や物流にかかるコスト削減など、相手との交渉による要素が多いので、会社全体の取り組みとして難しい部分があります。

そこで、率先して経費削減を進めていきたいのが固定費です。固定費は、売上や利益の増減に関係なく一定にかかる費用であり、その固定費の削減は利益に直結していきます。

そこで、固定費の中で削減可能、不可能な費用、削減が必要、不要な費用といった、削減すべき経費をしっかり見極め、削減可能な費用については出来る限り削減できるように、会社全体で検討していく必要があります

2、会社の固定経費削減の具体例

会社の固定経費削減の具体例
会社でかかる固定費は、売上や利益の多い少ないに関係なく、定期的な一定の経費です。

その固定費には主なもので、

人件費(残業代など含む)/賃貸料/電気・水道料金/旅費・交通費/事務消耗品費/通信料/福利厚生費/交際費 などなど

多くの経費があり、どれを削減すれば良いのかの判断は難しいもの。経費といっても事業所によってかかる経費は当然違いがあるので、この経費の削減が一番効果的!と、断言はできないものの、一般的に固定経費削減の具体例をご紹介いたします。

すべての紹介は困難なので、大きな人件費、事務消耗品費、通信費の3つの経費削減の具体例ご覧ください。

人件費の削減

人件費の削減では、いきなり固定給を削減すると社員のモチベーションを下げる結果になるので、ポイントは残業代です。現在多くの企業や会社では、

  • ノー残業デー
  • 時間外労働の事前申請

この2つの制度を導入して、人件費削減を実現しています。ノー残業デーについては、厚生労働省の調査では60.3%の企業が実際に導入している結果も出ているほど。

時間外労働の事前申請制度を導入している企業も多く、残業をする社員が申請書類に、残業が必要な理由、予定時間、業務内容などを記入し直属の上司に提出する仕組みになっています。

どちらも、労働時間短縮を図るための制度として、人件費の削減に大きく貢献しています。

事務消耗品費の削減

事務的な消耗品で一番割合が大きいのは「コピー用紙」ではないでしょうか?そこで、コピー用紙にかかわる経費削減のポイントは、IT機器およびシステムの導入によるペーパーレス化です。現在のオフィスは、ネットワーク環境の構築は当たり前となり、ペーパーレス化がしやすい環境といえます。

多くの事業所では、様々な機能が複合された「複合機」が利用され、プリンターやFAX機器としても利用されます。現在の複合機には、インターネットFAXや見てから印刷機能など、ペーパーレスに関連する機能が充実しているのです。

また、複合機には共有機能も備わっているので、必要なデータはネットワーク経由ですぐに確認できるほか、別にクラウドサービスなど便利使えるツールやソフトを併用すれば、簡単にペーパーレス化が実現できるのです。

通信費の削減

通信費は、以前は固定電話料金のみでしたが、現在では携帯電話料金の割合が多くなっています。通常、企業などの法人で利用する携帯電話は法人携帯が導入されていますが、まずは料金プランの見直しは必須です。

携帯電話は固定電話と違い、定期的に新しいプランが登場しています。そのため、2~3年同じ料金プランを利用している会社は、契約しているキャリアに新しい料金プランがないのか確認して、安いプランが提供されているなら見直しをする必要があります。

また、会社のビジネスフォンには携帯電話との連携機能が備わっているタイプもあり、内線電話として利用できれば通話料金を大幅に削減できます。

以上、3つの経費削減のポイントをご紹介しましたが、ごくごく一部の例です。まずは、会社の経費を洗い出して、削減できるものからコツコツと経費削減に取り組んで行けば、結果的に業務効率化にも繋がるので、経費削減は上手に進めていきましょう。

3、まとめ

会社の経費削減と簡単にいっても、種類も多く何から手を付けていいのか分からなくなってしまいがち。
会社の経費には、変動費と固定費があり、変動費の削減もとても重要ですが、率先して経費削減を進めていきたいのが固定費です。

固定費も数多くの経費に分類されていることから、まずは現状で必要になっている経費を洗い出して、削減できそうなものを見極めるのが先決です。すぐに結果が出るものではないので、コツコツと会社のために経費削減に取り組んでいきましょう。

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